シェイクスピアの原語上演に出演(1)

Shakespeare, Love's Labour's Lost の Schoolmaster Holofernes役で,出演.この役は先生だけあって,台詞の英語の中にはラテン語が混じっている.
練習中に,この格好で,文学部内をうろうろしていたら,美術史の辻佐保子先生から「神父さまが来れられたかと思いました」と言われてしまった.
当時,名古屋大学・文学部には,英文学の客員教授として,B.S.M.Horne先生がおられて,先生御自身が,某劇団で活動しておられたが,それとは別に,名古屋大学・文学部での「英文学講読」の授業でも,First Semesterには,受講生全員が,出演者,プロンプター,大道具,小道具,衣装作成,パンフレット作成,など,なんらかの役割分担をして,文学部の中庭で,観客をいれて上演する,というかなりしんどいことをやり始められたのが,1984年度だった.9月22日の上演のために,出演者は,夏休みを返上して,練習にはげみ,なんとか無事に上演し終えた.
私は,単位とは関係なく,好きで(趣味で),ホーン先生のこの「シェイクスピア講読」に出ていたが,どういうわけか,出演者の一人に決まってしまい,日本語でも台詞を覚えられないのに(演劇に関しては素人で,幼稚園で,「ブレーメンの音楽隊」のろば?と,「イエス誕生」の際の東方の3人の博士の一人をやって以来のこと),原語で上演するというから,えらいことになったわけで,「こいつは,あかん」と思われたのか,ホーン先生自ら吹き込まれた台詞のカセットテープを用意されたり,夏休み中,頻繁に行なわれた舞台稽古のおかげで,なんとか台詞も覚えることができましたが...
上演後,打ち上げでの,ホーン先生と私との会話(ホーン先生は,学生とは英語でしか話されないのですが...).
AKAI: Hodie exsecutio nostra generaliter succedebat.(succesitと言うべきところ)
Prof.HORNE: Sic satis......Oh, we have a Latin conversation!
アルバムへ
『哲学茶屋 赤井軒』へ