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ファイルの削除

ここではファイルを削除する方法について説明しましょう。「捨てる技術」などという本があるくらいですから、不要なものを削除するということも整理するには重要なことです。ホームディレクトリの中に作った二つのファイル「little-dog.text」と「くるみ.txt」を削除してしまうことにしましょう。

ファイルビューアに「little-dog.text」が表示されています。マウスポインタをアイコンの上に持っていき、マウスの右ボタンをクリックします。

 左のようなメニューが現れますので、下から四番目の「削除」という項目をクリックします。

 削除してよいかを確認するパネルが表示されます。ここで「はい」ボタンをクリックすると、ファイルが削除されます。一旦削除したファイルは、復活させることができないので、本当に削除してよいのか十分気をつけて操作しましょう。同様にして「くるみ.txt」も削除します。


複数のファイルを一度に消したい場合は、3.2.2 で行ったように Ctrlキーを押しながら消したいファイルをまず選びます。消したいファイルがすべて反転表示された状態になったら、マウスの右ボタンをクリックして「削除」の項目を選びます。

皆さんのホームディレクトリの中に保存できるファイルの総容量には 50MB4.3という上限があります。上限を超えてしまうとログインできなくなってしまうこともありますので、注意しましょう。自分がどれだけの容量を使用しているかは、以下のようにして調べることができます。

画面の背景で、マウスの右ボタンをクリックするとルートメニューが表示されます。「ユーティリティ」という項目を探し、クリックします。さらに「ディスク使用量」という項目を探し、クリックします。

ホームディレクトリとして利用できる容量と、現在すでに利用している容量が表示されます。数値の下に表示されている棒グラフは、利用可能な容量のうちどれくらいをすでに使っているかを割合で示しています。上限に近づくと、黄色や赤色で表示されます。ホームディレクトリの中の各項目がどの程度の大きさであるかは、ファイルビューアを使って一覧することができます。

ホームディレクトリの中の各項目がどの程度の大きさであるかを一覧するには、ファイルビューアのメニューで「ファイル→ディレクトリサイズを見る」をクリックします。

左のような表示になります。容量として示されている数値の単位はバイトです。1,000,000 (正確には1,048,576ですが)で割るとメガバイトになりますね。ディレクトリの項目に示されている数値は、そのディレクトリに含まれているすべての項目の容量の合計になっています。ディスクの使用量が上限に近づいてきた場合は、この数値を参考にして、不要なファイルを削除しましょう。

ファイルやディレクトリを削除せずに、別の場所に保管しておきたい場合は、フロッピーディスクか光磁気ディスク(MOディスク)を利用してください。これらのディスクの使い方については、付録Dを参照してください。


NAGATO Yasushi 平成16年4月6日