まず、ディスプレイのスイッチを入れてみましょう。
しばらくすると画面が現れます。画面中央に表示されているパネルを ログインパネル(図2.2)と 呼びます。 センターのコンピュータは、たくさんの利用者が入れ替わり使う ものですから、これからコンピュータを使う人が誰であるかを確認する操作が 必要となります。この操作の事を``ログイン(login)''と 呼びます。 このログインは、キーボードから入力されたログイン名とそれに対するパスワー ドによって、利用する人が誰であるかの認証を行います。
それでは、実際にログインしてみましょう。
まず、ログインパネル(図2.2)の「ログイン名:」の右側に縦棒の挿入ポイント (挿入ポイントのある場所にキーボードから入力 した文字が挿入されます。挿入ポイントはカーソルと呼ばれることもあります。) が表示されている事を確認してください。もし、挿入ポイントが「パスワード:」 の右にあるのでしたら、 キーを押すことによって挿入ポイントの位置 を変えてください。挿入ポイントが「ログイン名:」の右側にある状態になった ら、キーボードからあなたのログイン名(ユーザー名)を入力し、 キーを 押してください。(注:あなたの本名を入力するのではありません。上述のユー ザー名を入力します。) キーを押すと、 挿入ポイントが「パスワード:」 の右に移りますから、上述のパスワードを入力します。パスワードを入力する時、 画面に入力した文字は表示されません。これはキャッシュカードと同じように、 他の人にパスワードを知られないようにするためです。 パスワードを入力し終えたら キーを押しましょう。
「ログイン名」と「パスワード」を正しく入力できた場合は、ログインに成功し 画面が変わります。(図2.4) 正しく入力できず、認証に失敗した場合は、赤い文字で ``login incorrect'' と表示されます。落ち着いてもう一度入力してください。
コンピュータの中での作業が済むと、必ず終了する必要があります。 先に述べた様に、センターのコンピュータは複数の人が利用するわけですから、 あなたがきちんと終了しておかなくては、他の人が利用できませんし、 他人に勝手にあなたのアカウントを使われたりする危険もあります。
コンピュータに入る操作をログイン (login) と呼んだのに対して、 この終了手続きをログアウト (logout)と呼びます。 ログアウトはマウスの操作によって行うことができるので、 まず簡単にマウスの使い方を説明しておきましょう。
では実際に以下の手順に従って、ログアウトしてみましょう。