ログインした後のディスプレイの画面は図2.4 のようになっています。 この画面をデスクトップ(机の上)と呼びます。 皆さんがいろいろな作業をしたり、その結果を見たりする場所になります。 画面の右端にならんでいる小さな四角は、アイコンと呼ばれるもので、 コンピュータの上でさまざまなアプリケーションを起動するために 使われます。
デスクトップの中央付近に「ファイルビューア」 (ファイルを見る機器) と呼ばれるウインドウがあります。 ファイルというのは、コンピュータの中に作られていく書類のことですが、 コンピュータの中でファイルがどのような場所にしまわれているか見たり、 整理したり、消去、複製したり、他の人が自分のファイルを閲覧すること を許したり禁止したりするために使われます。
このファイルビューアを例にして、ウインドウの操作方法を練習してみましょう。 ここで覚えたやり方は、他のアプリケーションのウインドウに対しても 適用することができます。図2.5を見ながら次の操作をやって みてください。
ファイルビューアウインドウの一番上の黒い部分(タイトルバー と呼ぶ)に、マウスカーソルを移動させます。 タイトルバーにマウスカーソルを重ねたら、マウスの左ボタンを押したまま マウスをスライド(ドラッグ)させてみましょう。 マウスの動きに合わせて、ウインドウも動きますね。このようにタイトルバーを ドラッグして、ウインドウを自分の好きな場所に移動することができます。 また、 キーを押しながらウインドウの何処かをドラッグすることでも ウインドウは移動できます。
つぎは、ウインドウの左上にあるアイコン化ボタンにマウスカーソルを 合わせた後、クリックしてみましょう。 ウインドウが小さくなって、ディスプレイ画面の下端で、 黒いタイトルバーの付いた小さな絵の ボタン(アイコン (icon) といいます)になりますね。 この小さくなったボタンは ダブルクリックすると元のウインドウに戻ります。
この他、ウインドウ下部のリサイズバーと呼ばれる部分をドラッグすることで ウインドウの大きさを変えることができます。