next previous contents index
次へ: 付録C オンライン情報倫理講座を使いはじめるには 戻る: 付録A ネットワーク市民の手引   目次   索引

付録B  パスワードの変更方法


パスワードは銀行のキャッシュカードの暗証番号のように、 各ユーザを識別してセキュリティを守るためのものです。 各自が覚えておいて、紙などに書いたり人に教えたりしないでください。

ここで比較のためにキャッシュカードの暗証番号を挙げましたが、 本質的に大きく異なる事があります。 キャッシュカードの場合は、キャッシュカードと暗証番号の 2 つが 揃わないとお金を下ろす事ができません。 一方、コンピュータのパスワードには、 キャッシュカードに相当する物がありません。 パスワードさえ分かれば、他人があなたのふりをしてコンピュータに侵入 できるのです!

ですから、パスワードは他人に分かりにくいものを付けてください。 パスワードには、アルファベット、数字、ピリオドやカンマなどの記号が 使用できますが、漢字やひらがな、カタカナなどは使えません。 大文字・小文字のアルファベットや数字を混ぜて作るのがよいでしょう。 なお8文字を越えて作っても8文字までしか登録されません。 誕生日、自分の名前に数字を付けただけのもの、辞書に載っているような単語、 アイドルの名前等は、決して使わないでください。

それではパスワードの変更方法の流れを説明します。 パスワードを変更するには、WWWブラウザである Netscape を用います。

  1. 画面背景をマウス右ボタンでクリックして、「ルートメニュー」を 出します。
  2. ルートメニューの「ユーティリティ」という項目をクリックすると ユーティリティに関するサブメニューが現れます。この中の 「パスワード変更」をクリックしてください。 Netscape が起動し、パスワード変更のページを表示します。
  3. 下図のような、ユーザーのパスワードなどを変更するための ウェブページが表示されます。このウェブページの上部にパスワードに 関するリンクページが幾つか並んでいます。 一度は目を通しておきましょう。
  4. 上図ウェブページの下部、「パスワード変更(Change password)」と 書かれたリンクをクリックします。
  5. 「ドキュメントの保護」と書かれたウインドウが出てくると思います。 「確認」ボタンを押すと、下図のようなウェブページが開き、 ここからの通信は暗号化されます。
  6. 「アカウント名」、「現在のパスワード」、「新しいパスワード」、 「新しいパスワード(確認)」と書かれた各入力欄に、それぞれ 入力してください。新しいパスワードがどのようなものでないと いけないかについては、このウェブページの下の方に記述してあり ますので参照してください。
  7. それぞれ入力したら、「Change password」と書かれたボタンを クリックしましょう。「処理には 20 秒ほどかかります。しばらく お待ちください。」と書かれた画面に変わりますので、指示通り しばらく何もしないで待ちましょう。
  8. パスワード変更が正常に終了すると、「パスワードが変更されました」 という旨の表示になり、これで終了です。うまく変更されなかった場合 には、ウェブページに書かれている指示に従い、もう一度トライしましょ う。

なお、パスワード変更作業を終えたら、メールアプリケーションの設定も 修正する必要があります。3.3.7を参照してください。


NAGATO Yasushi 平成16年4月6日